[経済全国便]匠の技 世界に挑む

[経済全国便]匠の技 世界に挑む
2015年2月8日3時0分 読売新聞

「世界的なブランドにしたい」とアリタ・ポーセリン・ラボの松本哲さん=原聖悟撮影
 長年培った日本の伝統や匠たくみの技をいかして、中小企業が工芸品を輸出する動きが盛んだ。生活様式の変化や国内市場縮小などの苦境をバネに、世界に通用するブランドへの脱皮に挑んでいる。

新生有田焼 和の彩り…佐賀

 サクラや日本茶をイメージした淡い桜色や透明感のある緑色の器が並ぶ。江戸時代から続く佐賀県有田町の窯元「弥左ヱ門やざえもん窯」が手がける和食器ブランド「ARITA PORCELAIN LAB(アリタ・ポーセリン・ラボ)」のJAPANシリーズだ。

 七代目当主の松本哲さとるさん(43)は「海外の方から、こんな色は見たことがないと言われます」と話す。

 2001年に窯を継ぐ際、多額の借金を抱えた会社を整理して再出発。「普通の有田焼では生き残れない」と、新ブランド作りを始めた。現代の食卓に受け入れられる食器を目指し、土の質感を残す上薬を使ったり、柔らかい色を創り出したりと試行錯誤を重ねた。

 転機は11年冬。東京の伊勢丹新宿店で展示すると全国的に知られるようになった。昨秋にはパリの国際見本市にも出展し、反応は上々だ。「世界中の人に有田焼の良さを知ってもらいたい」と意気込む。(武雄通信部 原聖悟)

凹凸磨き カクテル丸く…愛知


高度な研磨技術で内側を磨いたカクテルシェーカーを手に取る横山興業の横山哲也・商品企画室長(愛知県豊田市で)
 横山興業(愛知県豊田市)は、自動車部品製造で培った高度な研磨技術を応用して、2013年11月にカクテルシェーカーを発売した。トヨタ自動車系の部品大手の下請けが仕事の中心。だが、国内の車市場が縮小する中、「新しいことにも取り組まなければ、中小企業は生き残れない」と危機感を募らせ、創業者の孫の横山哲也・商品企画室長(33)の発案で開発を始めた。

 内側を磨き、1万分の1ミリ・メートル単位で凹凸を調整する。酒と氷が滑らかに混ざり合うことで、香り高く口当たりの良いカクテルに仕上がり、プロのバーテンダーの評価も高い。

 品質の良さが口コミなどで広がり、英国の著名バーテンダーの目に留まると海外からの注文も増えた。今はドイツやギリシャなど世界10か国で販売する。横山室長は「海外でも日本の自動車に対する信頼感は大きい。技術力を武器に、世界で通用するブランドに育てたい」と意気込む。(中部支社 山本照明)

播州刃物」パリで花開く…兵庫


熟練の職人によって作られる播州刃物(兵庫県小野市で)=東田陽介撮影
 兵庫県小野市の伝統工芸品である刃物のブランド化に、地元の事業者団体などが取り組んでいる。

 小野市を含む兵庫南西部は播州地方と呼ばれ、約200年前に刃物製造が始まったとされる。しかし、安い海外製品の普及や職人の高齢化などで、同市の出荷額は50年前の約半分だ。

 地元の卸売組合は2013年、町おこしを手がけるプロダクトデザイナーの小林新也さん(27)と組んで知名度を高めることにした。

 狙ったのは海外だ。13年のパリの見本市に、裁縫用の握りバサミなどを「播州刃物」と命名して並べたところ、「日本らしい形」と好評で、さっそくニューヨークの雑貨店や文具店での取り扱いが決まった。評判は日本にも伝わり、大手通販サイトでも扱われるようになった。小野金物卸商業協同組合の田中信裕理事長(63)は「認知度が高まれば後継者も増える」と期待する。(大阪経済部 東田陽介)

 ★十勝で鉱工業系の新産業として、何かブランド化できるものはないかしら?

 そういえば幕別に窯元があったなとググってみたら、今は十勝川温泉にあるという。
「十勝の陶芸窯元 空昌窯」
→ http://www7a.biglobe.ne.jp/~kusyogama/


 何か十勝で作れないか???
 やっぱり十勝チーズ バターかな?
 海外に輸出して採算の合う形にするには、人民元高、インド・ルピー高の世界が訪れないといけないですよね。
 中国バブル崩壊後の中国経済伸張がカギを握るな。
→ https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8D%81%E5%8B%9D+%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA&espv=2&biw=1575&bih=950&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=Eu7WVPiPBYmJ8QXXrIKQAg&ved=0CDMQsAQ


 今日は晩のおやつ用に、久しぶりにチーズを買ってくるかな。
 「チーズを食べると子供時代の苦しみを忘れる」って、言われていたことがあるけれども、それは俗説かな?
 私はその傾向があるんだよね。