[Q&A]TPP…自由貿易圏作りが目標

[Q&A]TPP…自由貿易圏作りが目標
 Q TPPとは?

 A 貿易自由化を目指し、シンガポールニュージーランド、チリ、ブルネイの4か国で2006年に発効した経済連携協定が母体だ。オバマ米大統領が09年に参加表明して注目が集まり、現在はオーストラリア、マレーシアなどを含めた9か国が関税などのルールづくりで交渉を続けている。カナダ、メキシコも新たに参加することになった。

 Q 何を目指すのか?

 A アジア太平洋地域で自由貿易圏を作ることが目標だ。原則として関税を撤廃し、圏内の経済を活性化させる。日本にとっても、TPP参加で、海外へのモノやサービスの輸出が増え、経済成長が期待できる。

 Q いつまでに参加?

 A 外務省や経済産業省は、12月に予定されるTPP関係国会合から交渉に参加する道を探ってきた。交渉参加には関係国すべての同意が必要だが、日本は米国など3か国から同意を得られていない。特に米国は議会の同意を得るのに最短90日かかり、9月までに日本が表明しなければ年内参加は不可能になる。ただ、米国は11月に大統領選を控えており、TPP交渉自体が停滞する可能性もある。

(2012年7月29日4時2分 読売新聞)
→ http://premium.yomiuri.co.jp/pc/?from=yolgn#/news_20120728-118-OYTPT01379/scrap_list_FD00000000

日本の農林水産省の『農産物関税保護がいつまで必要なのか?』という、その見込みが立てられていないのはどういう事であろうか? 未来永劫、日本は第一次産品に関する高関税状態を保つべきだという考えに固執していくのであろうか?

私はアメリカ産農産物は、バイオ燃料需要に合わせて、値上がり傾向を続けていくと考えておりますが、その見込みは間違っているでありましょうか? 極論で言えば、私は現行の中国食糧品卸売物価での米国産農産物価格水準が達成される日も、遠くはないのではないかと予想しております。そうなった段階で、日本の関税処置は対応力を失い、別の意味でのマイナス効果を生むのではないかと考えておりますけれども、皆さんはその事に関してどう思われるでありましょうか?(※食糧安保、エネルギー安保が利かなくなるというマイナス効果が考えられる)。 
理想論を言えば、日米中が食料品卸売物価でほとんど価格競争力に差異がない状況が望ましいわけでありまして、私はその前提経済が達成見込みになった段階で初めて、日本はTPPに積極的に参加しても良いのではないかと考えておりますが如何でありましょうか? 日本とTPP参加国との交渉テーブルが起こるのと同時に、米中農産品関税条約交渉に関して審議過程に入って頂ければ、中―米:日―TPP諸国との、クロスオーバーなwin:win関係が達成されていくと思います。私は日本は米中交渉がテーブルに着くまでは、焦ってTPP交渉に参加しなくとも良いのではないかと考えておりますが如何でありましょうか?

結論を言えば、私はTPP交渉が米中食料品貿易協定が成立してから、日本のTPP参加方針を国会審議に乗せても十分効果が得られると思っております。結果、必然的に日本は、TPP条約ルール取り決めに関する日本の関与をあきらめるべきであると思っておりますが、如何でありましょうか?

それらもろもろの状況を勘案して、野田政権期間内でのTPP参加に固執する必要は無いと思っております。その間、日米が中国食料品卸売物価に相対的に合わせる仕組みを作ることの方が重要な気がいたしますけれども、どうでありましょうか?

日本国の農林水産省の考えを聴きたいと思っております。