石川知裕議員:「供述、真実でない」無罪主張へ


石川知裕被告
 小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた衆院議員石川知裕被告(37)は捜査段階で起訴内容を認め「小沢先生の金を隠したかった」「先生に報告・相談した」などと供述したとされるが、7日の初公判では、勾留中に書いた手紙などを基に「供述は真実ではない」と無罪を主張する方針だ。審理の行方は強制起訴された元代表の公判にも影響を与えるとみられる。

 石川議員は昨年1月15日の逮捕から2月5日の保釈までの間、当時の弁護人に手紙を数通送った。

 1月28日付の手紙には政治資金収支報告書の提出前に小沢元代表らに報告した経緯に関する調書を作成したと記載。続けて「五年前の事でありよく覚えていないのですが、理詰めで問いつめられ、調書に同意をしてしまいましたが真実ではない事をお伝え致します」と記した。別の手紙では「全てが悪意を持って行っていたように筋書きが作られていく事が残念でなりません」と記していた。また、表紙に「獄中日記」と書いたノートには、水谷建設側からの裏金授受の有無に絡み「再逮捕もほのめかされる」(1月25日)、「水谷についても立証できると言われた。本当にとんでもないことだ。検察は事件を作ると言われているが本当だ」(同27日)と書き込み、取り調べへの不満もぶつけていた。

 取材に対し、石川議員は「私の調書が(信用性があるとの)理由で(検察審査会が起訴議決し)小沢先生が強制起訴され、申し訳ない。公判で調書の誤りを正して、自分と小沢先生の無罪を勝ち取れるようにしたい」と語った。石川議員の手紙や昨年5月の再聴取の様子を録音したICレコーダーの記録は証拠採用されている。【鈴木一生】

我々国民が知りたい事は、小沢氏の四億円の資金の出所と、帳簿上の時間対応記録の不正をどう説明するのか?なのですよね。それに関して検察が石川氏にものを訊ねると、全ての供述が誘導され、検察の筋書きをそのまま押し付けられたものだと主張するのは、少し無理があるのではないであろうか? 確かに検察の遣り方には、無理強いのところもあるであろう。が、「供述は真実ではない」との主張に、では『供述で嘘を証言したのか?』という事の説明は殆どされていない。1月15日から2月5日までのあいだ、石川氏の供述には一切の本当の部分が存在しないとする主張は、神憑りでもあり、その主張自体に無理が多いのは否めないのではないのではないであろうか? 石川氏が供述全てに嘘をついた事になるのでは、裁判官といえども頭を抱えるほかはないのではないであろうか?
石川氏の主張は、一面、自分の供述は全て嘘であります、という事を吐露しているわけであり、そのような事が、司法の場で認められて良い訳がない。


小沢氏が陸山会に貸し付けたという四億円のお金の出所の究明は難しい話であろう。検察はただちに不正資金だと断じ得ない事に二の足を踏んで不起訴にしたが、裁判ではこの過程をどう取り扱うのであろうか?
石川氏の証言は「小沢先生の金を隠したかった」「先生に報告・相談した」というものであり、これ自体は信憑性のある供述ではないかと思うが、これら証言全体がどう判断されるであろうか?これからの見所ではありますよね。
検察役の弁護士が、石川氏の検察での証言が、どこまでが嘘で、どこまでが本当の部分なのか割り出す、その根拠と手腕に注目が集まると思います。私は必ずしも透明な資金運用をしていない実態が明らかになり、小沢氏のガラス張りの政治主張が、本当は虚飾であったことを説明してくれれば、それで評価されるものであると思っております。

実際私の見つめている先は、小沢氏の有罪、無罪性ではなく、その政治権力がこれからどう変化していくかが、気がかりなわけであり、そういった意味で、政倫審、乃至は証人喚問は、政治家として当然臨まなければいけないことであり、そこには民主主義のルールが存在していると思っております。小沢氏の主張する民主主義は、誤解と嘘が多いと思っております。小沢氏個人の権利が侵されているわけではない。要はこれが列記とした刑事事件であるのかが、主題な訳であり、そこに民主主義への誤解は検察側には存在しないと見ておりますが如何でありましょうか?