防衛省、隊員の権利侵害否定 収集活動説明せず

防衛省、隊員の権利侵害否定 収集活動説明せず

 防衛省は25日午前の自民党国防部会で、北沢俊美防衛相直属の自衛隊情報保全隊が、佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄航空幕僚長自衛隊OBの講演会への自衛隊員参加状況を監視していたとの一部報道に関し、保全隊の具体的活動についての説明を避ける一方で、隊員の権利や自由を侵害した事実はないと強調した。

 自民党側は納得せず、自衛隊関連施設での政治的発言を事実上制約する防衛事務次官通達問題と併せ、通常国会で追及する構え。

 部会で防衛省は「秘密情報の保全のため必要な情報収集をしているが、具体的な活動内容を明らかにすることは控える」とした。同時に佐藤氏の集会に関しては「情報収集の対象となっていない」と述べた。

 これに対し佐藤氏は「まさか監視されているとは思わなかった。北沢氏が自民党自衛隊を引き離そうとしているとしか思えない」と批判。ほかの出席者からも「政権と違う考えを持つ隊員をあぶり出す『魔女狩り』だ」「北沢氏の問責決議案を出すべきだ」といった指摘が相次いだ。

2011/01/25 10:28 【共同通信

自民党にしても民主党にしても、情報操作や情報統制をするのは好ましい状況ではないのではないだろうか? 自衛隊隊員の思想信条に対して自由を認めているから、戦前の過ちを繰り返さない事に繋がっているわけで、その多様性を奪ったら、かえって大政翼賛会染みた話へと回帰してしまうのではないであろうか? 戦後国民には思想信条に対する自由が認められており、その延長上に議会制民主主義が成り立っているわけだから、政治の現状を認めるのであるならば、当然自衛隊員の政治信条の多様性の保持に関する考え方があっても良いのではないであろうか?
私は自衛隊情報保全隊がどういった組織なのか分からないが、自衛隊員の思想信条に対する統制部隊としての役割があるのであるのならば、即刻その部隊は機能を縮小し、自衛隊員に思想の自由を認めるべきだと思っております。
私は自衛隊が戦前の軍部暴走に繋がるような思想統制を行わせないために、多様性のある政治姿勢はかえって好ましいと思っており、それは普通の国のあり方として、定着させるべき事柄であると思っております。